こちらの記事では、データを一括インポートする際に取り込むファイルの作成する際の注意点について紹介します。
アップデート可能なファイル形式について知る
データ形式(文字コード | Windows | Mac |
CSV(UTF-8) | ◎ | ◎ |
CSV(Shift-JIS) | ○ | × |
-
ファイル形式:CSV形式のみ
-
データ形式 :UTF-8を推奨、Shift-JISも利用可
ヘッダ行について知る
- インポートデータの「ヘッダ行」とGENIEE SFA/CRM(以下、SFA)上の項目をマッピング(割り当て)し、取り込みをおこないます
- 「SFAの項目設定」画面における「項目名称」と「CSVファイルのヘッダ行」の列名を同じにしておくと、自動でマッピングされます
- 項目名が一致しない場合、取り込み操作時に”ドラッグ&ドロップ”でマッピングが可能です
作成時のルールを知る
ルール | 例 |
ファイルの区切り文字は、「 , (カンマ)」を使用してください |
”1,000” |
数字は、「/ (スラッシュ)」を利用してください | 2024/01/01 |
各種データ型ごとのデータ作成ルールは下記の通りです
- テキスト(一行)
改行を含めず、テキストを入力してください。 - テキスト(複数行)
改行したい場合は、「”(ダブルクオーテーション)」で括ってください。 - 選択(単一選択)
選択肢の「表示テキスト」を入力してください。
デフォルトでご用意している「見込客」や「会社」の「都道府県」も、「選択」型の項目です。 - 複数選択
選択肢の「表示テキスト」を「;(セミコロン)」区切りで入力してください。 - ユーザー選択
ユーザーの「姓」と「名」を空白を入れずにつなげて入力してください。
「営業担当」や「ユーザー選択」の項目は、「SFA」のアカウント所持者から選択する項目です。 - マスタ選択
虫眼鏡マークで選ぶ「マスタ選択型」項目の取り込み方法は、「4.その他注意事項」をご確認ください。 - ロール
高度なアクセス権設定をしている場合は[ロール]が未入力だとエラーになりますのでロールキー(英数字とアンダーバーのもの)を必ず入力してください。 - レイアウトタイプ
レイアウトタイプを設定している場合は[レイアウトタイプ]が未入力だとレイアウトタイプは反映されませんのでレイアウトタイプキー(英数字とアンダーバーのもの)を入力してください。 - 無効化ユーザ―
無効化ユーザーがユーザー選択項目に含まれている場合の一括更新は現在対応しておりません。
そのためお手数ではございますが、該当のユーザー選択項目を更新用のCSVから除外いただくか、有効ユーザーに変更いただいた上で再度取込をお願い申し上げます。
その他注意事項
- Macをご利用の場合
Mac版のExcelから「CSV(コンマ区切り)(.csv)」で出力したファイルを利用した場合に、一部の機種依存字を正しく変換が難しい場合があるため、Mac版のExcelから出力したデータを取り込む場合は「CSV UTF-8(コンマ区切り)(.csv)」で出力してください(Excel 2016以降でのみ可能) - Shift-JISご利用の場合
文字コードがShift-JISのファイルを取り込むと、機種依存字に関しては代替の文字に変換されます。
半角カナは全角カナに変換、それ以外の機種依存字については、以下のルールで変換されます。 - マスタ選択型の項目の取り込みについて
1.「紐づけのキーとなる項目」を指定して取り込む 関連付けの可能な項目が存在する場合、項目マッピングの画面上部に
・紐づけのキーとなる会社(マスタ選択項目)の項目
・紐づけのキーとなるファイルの項目のようなコンボボックスが表示されます。
こちらを設定することにより、条件に該当するデータが関連付けられます。2.項目を直接(ドラッグ&ドロップで)マッピングして取り込む 「商談」に設定されている「会社」の項目のみ、項目をドラッグ&ドロップでマッピングすることができます。
この場合、「会社」の「会社名」の項目で検索し、一致するものが既にあれば、それと関連付けられます。商談の会社に対して「紐づけのキーとなる項目」による指定と、ドラッグ&ドロップによる項目のマッピングを両方行った場合 「紐付けのキーとなる項目」の設定が優先されます。
※「紐付けのキーとなるファイルの項目」に指定した項目は、ドラッグ&ドロップによるマッピングが無視されます
※この方式による関連付けを行わない場合は、「紐づけのキーとなる○○の項目」から「紐づけなし」を選択してください
一致するデータが複数ある場合、先に登録されたものが優先されます。また、条件に該当するデータが無い場合には取り込みエラーとなります。
- 値に未入力箇所があっても問題ありませんが入力必須の設定項目の場合はエラーになります
- 計算項目、積み上げ集計項目、自動入力項目(作成日時、更新日時、最終取引日、最終活動日時)はインポートができません
※上記インポート対象外の項目は、インポート後自動的に入力されます - 初回インポート時にレコードIDは不要です
- 高度なアクセス権設定をしている場合は[ロール]が未入力だとエラーになりますので[ロールキー(英数字とアンダーバーのもの)]を必ず入力してください
※ロールキーは[高度なアクセス権設定]>[ロール設定]より確認できます - レイアウトタイプを設定している場合は[レイアウトタイプ]が未入力だとレイアウトタイプは反映されませんので[レイアウトタイプキー(英数字とアンダーバーのもの)]を入力してください
※[項目設定]>該当オブジェクト>[レイアウトタイプ設定]より確認できます - 一括更新の際、ユーザー選択項目に無効化したユーザ―のデータが含まれいるとエラーとなります。該当のユーザー選択項目を更新用のCSVから除外いただくか、有効ユーザ―に書き換えの上インポートを行ってください