各オブジェクトに対して、ロールごとに入力した情報の閲覧・編集などといったアクセス権限が設定できます。
例えば、「部長」ロールに属するアカウントが登録したデータは、「部長」の配下にある「課長」ロールに属するアカウントには見えないようにする、といったことができます。
※こちらの設定は、高度なアクセス権設定で利用ができます
※画面キャプチャは、従来版のバージョンに基づいています。最新のアップデートにより、画面のUIやメニューの導線が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
一部のユーザーに対してレコードを見せないようにする
1.[レコードアクセス権設定]に移動する
右上の[設定]から[高度なアクセス権設定]にアクセスします。
ページ上部にある[レコードアクセス権設定]をクリックします。
2.ロールを選択する
レコードアクセス権を設定したいロールを選択します。
3.テーブル(=オブジェクト)を選択する
商談や担当者など、権限設定をおこなうテーブル(=オブジェクト)を選択します。
4.権限を設定する
選択しているロールと他ロールとの間の権限設定をおこないます。
各ロールの意味は以下の通りです。
- 自身
現在選択しているロールになります。 - 兄弟ロール
同じ列に並んでいるロールになります。
画像の「A部署部長」と「B部署部長」、「A部署課長」と「B部署課長」の関係性に当たります。 - 子ロール
一つ下がった列に並ぶロールになります。
画像の「初期ロール」にとって「A部署部長」・「B部署部長」が子にあたり、それ以下のロールには「A部署課長」、「B部署課長」、「メンバー」が当たります。
※「B部署部長」に対して「メンバー」は子ロールにはなりません(親である「B部署部長」に連なっていないからです)
【 例 1 】
会社テーブルのデータにおいて、「A部署部長」ロールに対して、「A部署部長」ロールの「兄弟ロール」が保有するデータには、以下のアクセス権限を設定する。
※編集と削除のチェックを外す
→「A部署部長」ロールに属するユーザーは、「B部署部長」ロール(とそれ以下のロール)が作成した会社データに対して、閲覧とデータの紐付けのみ可能になります
【 例 2 】
商談テーブルにおいて、「B部署課長」ロールに対して、「A部署部長」ロールの「自身と子以下のロール」が保有するデータには、以下のアクセス権限を設定する。
※全てのチェックを外す
→「B部署課長」ロールに属するユーザーは、「A部長部長」「A部署課長」「メンバー」ロールが作成した商談データが見えなくなります
(閲覧を外した状態で編集にチェックを入れても、データは表示されません)