帳票出力機能について知る
帳票出力機能では、GENIEE SFA/CRM(以下SFA)に登録した「商談」や「商談商品」などの情報を元に、設定したテンプレートで見積書/請求書として出力することができます。SFAの入力データを転記する手間を省くことで、見積書/請求書の作成にかかる工数の削減につながります。 また、お客様ごとに見積書/請求書のフォーマットは自由にカスタマイズすることができます。
- 出力する帳票のフォーマットをExcelで設定できます
- SFAの各オブジェクトに設定している項目を帳票にマッピングできます
- データ出力の際にExcel・PDFのどちらかのフォーマットを選ぶごとができます
- 出力された帳票データは出力をしたオブジェクトの添付ファイルに自動的に登録されます
利用可能プランと料金について
帳票機能は、プロプラン以上でご利用可能です。ご希望の際は弊社までご連絡ください。帳票の料金は出力した枚数とデータ量で決定がされます。
- ファイルサイズが1枚あたり、~1MBまでの場合、1枚あたり10円となります
- 課金額は帳票のファイルサイズによって増加し、1MB増加するごとに帳票出力1枚あたり5円の単価が上がります
例:4MBの帳票は1枚あたり25円となる - 1組織あたり
プロプランでは月間のライセンス数×200円まで
エンタープライスプライズプランは月間のライセンス数×500円まで
それぞれプラン料金内で無償で使用が可能です - 無償範囲を超えた場合、超過金額が発生します
例:10ユーザーのプロプランの場合、10×200円=2,000円分までは無償
~1MB(1枚10円)の帳票を150枚/~2MB(1枚15円)の帳票を50枚出力した場合、
10円×150枚+15円×50枚 = 2250円
250円の超過金額の請求が月額費用に上乗せされます - エラーによって帳票の出力ができなかった場合は課金されません
※画面キャプチャは、従来版のバージョンに基づいています。最新のアップデートにより、画面のUIやメニューの導線が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
利用前の設定をする
1.帳票出力ボタンを表示する
[設定]>[項目設定]>[商談]をクリックします。
[関連オプションの表示/非表示]をクリックし、[帳票出力]を非表示から表示に変更します。
2.テンプレートの登録をする
「商談」オブジェクトから商談の詳細画面に移動し、[帳票出力]をクリックします。
帳票出力画面から[帳票テンプレートをアップロードする]をクリックします。
帳票テンプレートアップロード画面から[帳票テンプレートサンプルをダウンロード]をクリックします。
画像のような帳票のサンプルとなるExcelデータがダウンロードされます。サンプルを編集することで出力される帳票データのテンプレートをカスタマイズすることができます。
帳票出力画面から[商談からの自動転記の設定]をクリックします。
画像の[商談の項目]はエクセル内に出力する項目、[テンプレートの項目名]はエクセルファイルに出力される変数名となります。[商談の項目を追加]から、出力する項目を追加することも可能です。
出力する項目を追加する場合は[商談の項目を追加]をクリックして、新たに商談からマッピングする項目の設定をします。
※[テンプレートの項目名]は、英数字とアンダーバーのみ使用可能です
3.テンプレートをカスタマイズする
[商談の項目を追加]で追加した項目は、帳票テンプレートにも表示されるようにExcelデータを編集します。帳票テンプレートには[商談の項目]+[テンプレートの項目名]を任意のセルに入力してください。
4.発行元情報を登録する
[発行元情報を登録する]をクリックします。
[請求元ユーザー情報]と[請求元会社情報]に情報を入力します。
※請求元ユーザー情報:ログインユーザーの情報が取得され、この部分を更新しても他のユーザーには共有されません
※請求元会社情報:組織(会社)ごとにデータを保持しており、この部分を更新すると他のユーザーにも共有されます
5.テンプレートをSFAにアップロードする

[帳票テンプレートファイル]にファイルをアップロードし、[ファイル保存タイトル]/[帳票タイトル](任意)を入力して[テンプレートアップロード]をクリックするとテンプレートの登録は完了です。
①ファイル保存タイトルについて
帳票出力画面でプルダウンで表示されるテンプレートの名称を指定します。
➁帳票タイトルについて
[帳票出力]クリック後、ダウンロードされるファイルの名称を指定します。
帳票タイトルは、任意で設定した項目をデフォルトに使用することが可能です。
- 項目名を参照する場合
{} で囲った上で、項目のフィールド名称(設定>[項目設定]>各項目の[編集(鉛筆ボタン)]より確認ができる、英数字で構成されているもの)を指定してください。 - 日付参照する場合
%Y …年
%m …月
%d …日
となります - 例
・{business_discussion_name}_|%Y%m%d| → 商談名_20230731
・{business_discussion_name}_{shoudanID}_|%Y_%m_%d| → 商談名_ID_2023_06_20
帳票を出力する
- 帳票を出力したい商談詳細ページから[帳票出力]をクリックし、[テンプレート]から出力するファイルを選択します
- [見積書タイトル]はデフォルト以外を希望する場合、任意の名称を入力します
- [拡張子]は出力するファイル形式をExcel・PDFから選択します
- [見積書出力]ボタンをクリックし、出力完了
その他
■印鑑を登録する
帳票出力機能を使うと、[設定]>[ユーザー一覧]の各ユーザープロフィールの箇所に押印画像をアップロードするところが表示されます。設定は1種類までです。
商談詳細>帳票出力の画面から、「出力する帳票への自動転記の設定」をクリックし、以下の画面からどのユーザー情報の項目に応じての押印を出力をするかを選択します。また、転記対象の項目型は「ユーザー選択のみ」が対象となります。
以下のテンプレート内項目名も必要に応じて変更をします。
入力する際は本機能で出力できる帳票テンプレートの押印部分の四角の図形(オブジェクト)を文字列の中身ごとコピーし、サイズを調整してご使用ください。
※直接の文字入力は文字サイズが大変小さくなる場合がございます
入力する際は上記例にすると、
#if(!(${e.ledger_imprint_item_0})) #REMOVE_SHAPE() #else #IMAGE($e.ledger_imprint_item_0) #end
のように、「${e.~帳票テンプレート内項目名~}」と入力します。
変更したテンプレートをアップロードし、選択することで、出力した際に個人押印が表示されます。
■親オブジェクトからまとめて帳票を出力をする
会社(親オブジェクト)に紐づく商談(子オブジェクト)をまとめて出力が可能となります。
例:株式会社AAAに紐づいている、商談1と商談2と商談3の3枚分の帳票をまとめて出力が可能になります。それぞれに紐づく商談商品も一緒に出力が可能です。
※PDF媒体やExcelは1つのデータとして出力されます
※すでに帳票を使用しているお客様が本機能に切り替える際は帳票テンプレートの一部変更が必要となります
※ご希望の方はサポートチームまでチャットまたはメールにてお問い合わせください
■帳票出力機能を使う際の注意点
- テンプレートファイルは5MBのファイルまでアップロード可能です
- 帳票出力時に20MB以上だった場合には「容量オーバーです」とエラーになります
- 超過料金が発生する場合がございますのでご注意ください
- 繰り返し計上の項目を帳票に出力することは現在対応しておりません