こちらの記事ではカスタムオブジェクトについて紹介します。標準的に備わっているオブジェクトとは別に新しくオブジェクトを作りたいときは、カスタムオブジェクトを使います。
オブジェクトについて詳しく知りたい方は、「初心者必見!GENIEE SFA/CRMのきほんの「き」」をご参照ください。
カスタムオブジェクトについて知る
カスタムオブジェクトは、企業様の業態や提供商品に合わせて独自に作成できるオブジェクトです。標準オブジェクトに加えて、新しいオブジェクトを作成することができ、それぞれの事業の特徴に合わせた営業管理が可能になります。オブジェクトの関連の仕方も自由に決められるため、運用の幅が広がります。
カスタムオブジェクトは「会社」などと同様に、[…]からデータの一覧を見たり、レポートやガジェットの作成にも対応しています。下記に例を上げます。(※1)
■「仕入先」をつくる/ 製造業などの場合
1つの商談につき複数の商品を提案することの多い製造業などの場合、[商品]の仕入先情報を[仕入先]という別の箱(カスタムオブジェクト)を用意して管理します。仕入先とのやり取りは[活動履歴]に記録することで、日々のやり取りも履歴に残すことができます。
■「代理店」と「サイト」をつくる/ 広告配信会社などの場合
広告配信会社の場合、[サイト]は広告配信する場所、[会社]は配信する企業をそれぞれ管理します。代理店による配信もあるので、[代理店]の別の箱(カスタムオブジェクト)を用意して管理します。[商談]に案件の情報を集約し、[活動履歴]と[タスク]を作成していきます。
カスタムオブジェクトを作る
1.カスタムオブジェクトの管理画面にアクセスする
[設定アイコン]>[カスタムオブジェクトの管理]>[カスタムオブジェクトを追加する]にアクセスします。
2.項目を入力する
追加画面で任意のオブジェクト名称やキーなど必要事項を入力します。また、他オブジェクトとの関連付けもここで行います。すべて入力し終えたら[保存]をクリックします。
■オブジェクトの名称
→任意の名称をご入力ください(後から変更可能です)
■オブジェクトキー
→システム側で利用する識別子となります。ユニークな値を入力してください(カスタムオブジェクトの作成時のみ編集に対応しています)。
■キー項目の名称
→詳細画面等のタイトルに使用される項目となります(カスタムオブジェクトの作成時のみ編集に対応しています)
■キー項目のフィールド名称
→項目設定で下記のように表示される部分の名称を入力します(カスタムオブジェクトの作成時のみ編集に対応しています)
確認のダイアログが表示されますので、OKをクリックして作成は完了です。
3.項目を追加したり関連する情報の表示/非表示を決める
カスタムオブジェクトの作成後、項目設定の画面へ遷移しますので、管理内容を決めて項目を追加してくだ決めて項目の作成の方法については「項目を追加・編集したい」をご参照ください。
次回以降は項目設定から項目を編集することが可能です。
カスタムオブジェクトを作成したことで右上のメニューに新しいアイコンが作成されます。(※1)
■カスタムオブジェクトの設定ルールを知る
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作成可能個数
各プランでの作成個数は「 料金プラン 」よりご確認ください。
※設定上限を超えた数の作成は追加料金が発生します
※お申込み内容により規定の上限値と異なる場合がございます -
他オブジェクトとの関連付け
作成するカスタムオブジェクトは、他のオブジェクトと最大3つまで関連付けることができます(例:会社・活動履歴・タスクとの紐付けなど) -
その他・注意事項
・他のオブジェクトと関連付けたカスタムオブジェクトの削除は現在対応しておりません
・カスタムオブジェクトを作成した後に他オブジェクトとの関連付けを追加・変更・削除することは現在対応しておりません。
カスタムオブジェクトを作成する場合は、お手数ですがチャットまたはメール(product_support@geniee.co.jp)にてお問い合わせするのをおすすめします。
カスタムオブジェクトを利用することでデフォルトで用意されている会社や商談の他に、お客様自身で任意のデータを登録するオブジェクトを作成することができます。
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※1:画面キャプチャは、従来版のバージョンに基づいています。最新のアップデートにより、画面のUIやメニューの導線が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。