こちらの記事では、GENIEE SFA/CRMとGENIEE MAの連携の設定の手順を説明します。
2つのツールの連携でできるようになることを知りたい方は、「SFA/CRMとMAの連携でできるようになることを知りたい」をご参照ください。
※画面キャプチャは、従来版のバージョンに基づいています。最新のアップデートにより、画面のUIやメニューの導線が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
SFA/CRMとMAのデータ連携をする
1.GENIEE SFA/CRMとGENIEE MAで項目設定する
GENIEE SFA/CRM(以下SFA)とGENIEE MA(以下MA)を連携するにあたり、SFAの「見込客」・「担当者」とMAの「カスタマー」間で同期させる項目を決めます。
※その他、「会社」もしくは「カスタムオブジェクト」との連携も可能となります。詳しくはサポートチームまでお問い合わせください
1-1.SFAでの項目設定
SFAの[設定]>[項目設定>見込客/担当者]より管理したい項目を作成します。
具体的な設定方法は、「項目を追加・編集したい」をご参照ください。
1-2.MAでの項目設定
MAの[来訪者管理]>[カスタムフィールド]より管理したい項目を作成します。
1-3.SFA×MA連携用の項目作成
SFAとMAを連携するにあたり、MAの「カスタムフィールド」にSFA連携用の項目を1つ作成する必要があります。MAの[来訪者管理]>[カスタムフィールド]>[新規作成]を開き、任意のカスタムフィールド名/任意のDB上のフィールド名を入力し、[データ型:文字列]を選択して項目を作成してください。
※連携に利用するための項目になりますので、その他の用途でのご利用はお控えください
1-4.SFAとMAの項目のデータ型の対照表
同期させる項目のデータ型をSFAとMAで合わせて作成する必要があります。
※SFAで計算/積み上げ集計/ユーザー選択/日付差分項目のデータ型で作成した項目は現在MAへの連携に対応しておりません
※MAのカスタムフィールドの作成上限数は100個となります
※一度作成したカスタムフィールドのDB上のフィールド名称・データ型・選択項目の選択肢の変更は対応しておりません
SFA | MA |
テキスト(一行) | 文字列 |
テキスト(複数行) | 文字列 |
数値 | 数値 |
計算 | ー(連携不可) |
積み上げ集計 | ー(連携不可) |
選択 | 単一選択 |
複数選択 | 複数選択 |
日付 | 日付 |
日時 | 日時 |
ユーザー選択 | ー(連携不可) |
日付差分項目 | ー(連携不可) |
自動採番項目 | ー(連携不可) |
ルックアップ項目 | ー(連携不可) |
2.MAの「ラベル」を作成する
SFAとMAを連携するにあたり、MAの「ラベル」にSFA連携用の項目を1つ作成する必要があります。MAの[来訪者管理]>[ラベル]>[新規作成]を開き、任意のラベル名を入力し、ラベルカラーを選択のうえ作成してください。
※連携に利用するための項目になりますので、その他の用途でのご利用はお控えください
3.SFAとMAのアカウント連携作業をする(弊社にて対応)
1~2の作業完了後、弊社側でアカウントの連携作業をおこないます。
連携作業をおこなうにあたり、以下情報を弊社担当者までご共有ください。
3-1.作成したMAの「カスタムフィールド」の【DB上のフィールド名】
※1.SFAとMAの各項目設定 参照
3-2.作成したMAの「ラベル」の【ラベルID】
※2.MAの「ラベル」作成 参照
※[来訪者管理]>[ラベル]の一覧ページからラベルIDの確認が可能です
3-3.連携に使用するMAユーザーアカウントのメールアドレス
SFAとMAを連携させるために、MAに登録されているユーザーアカウントのAPI認証キーを利用します。
※3でご指定いただいたユーザーアカウントをMAから削除するとSFAとの連携に影響を及ぼすため、削除しないようにご注意ください
※MAの個人情報表示の設定において「標準フィールド」「カスタムフィールド」ともにオンになっているユーザーをご指定ください
※管理者権限のあるユーザーをご指定いただくことを推奨しております
4.SFAとMAの項目マッピングをする
SFAとMAで項目の作成ができたら、MAに登録されたデータがSFAに正しく連携されるように、項目のマッピング設定をおこないます。マッピング設定は【 こちら(SFAの管理画面) 】より設定できます。
※SFAとMAでデータ型が一致していない項目は選択ができない仕様となります
※MAのカスタマー情報にある『営業担当者』とSFAのユーザー選択項目(フィールド名称:sales_staff)は現在相互連携に対応しておりません
※MAのカスタマー情報にある『都道府県』は、MAでは単一選択のデータ型ですが、SFAではテキストとして取り扱います