SFAを使う目的と課題は明確になりましたか?まだの方は、「達成したいゴールを決める」をご参照ください
このページでは、実際の項目設定をする前の準備について説明します。
SFAの運用開始までに発生する作業と、スケジュールの決め方
SFAの運用開始までに発生する作業は、SFAの項目の設定だけではありません。具体的には下記の図のような流れで運用の準備をします。
弊社ではご契約時に初期設定(オンボーディング)のご契約をいただくと、平均3ヶ月間上記の作業を専任の初期設定担当者が実施します。
そのため、初期設定を弊社の担当をつけずに自社で進める場合にも、同じくらいの期間がかかることを見越して計画を立てることがおすすめです。
それでは、運用までの流れの1・2について説明していきます。
SFAの設定前にやること
1.今の営業の流れやデータの管理状況を把握する
なぜ今の営業の流れやそれに関係するデータの管理状況を把握するかというと、SFAでやりたいことに対して今できていないことを整理するためです。
自社の今の営業の流れを客観的に見て、改善が必要な箇所の特定につなげられます。
ページ最下部の「*サンプル*業務フロー.xlsx」 を例に、今の営業の流れを整理してみましょう。
そして、SFAを使ってプロセスを合理化・改善できる箇所を把握しましょう。
また上記にくわえて、今の営業活動の情報の管理のしかたや使っている集計表についても一通り確認しましょう。
2.SFAで管理する必要がある情報を決める
先に決めたSFAの導入の目的に沿って、営業情報の管理先をSFAに移行したあとも必要な情報とそうでない情報を振り分けてみましょう。
必要な情報が決められたら、SFAにあるどのオブジェクト(マスタ)で管理することができるか、を振り分けてみましょう。
オブジェクトごとにエクセルシートを作り、必要な項目を一覧化することがおすすめです。
その中で、振り分け先が無い情報もあると思います。その場合には、GENIEE SFA/CRMでは新しいオブジェクトを作ることができるので、オブジェクトを追加して振り分けてください。その際に、どのオブジェクトと連携性があるといいのかも考慮してみましょう。
※図中の「オブジェクト」とは一言で表すと"データの箱"のことを指し、マスタともいいます。詳しくは「初心者必見!GENIEE SFA/CRMのきほんの「き」」をご参照ください
※新しいオブジェクトの追加については、「新しいオブジェクトを追加したい」をご参照ください
設定の準備は完了しましたか?次は「実際に設定してみる」に進んでください。